オンラインカジノを副業にして稼ぐなら「税金」については知っておこう!

オンラインカジノを副業にして稼ぎたいけど、儲かったときには税金はかかるの?と気になる人も多いのではないでしょうか。
一般的にギャンブルで税金を払うというのは、あまり聞いたことがないかもしれません。
実は、どんなギャンブルも税金はしっかりと発生しているのです。
今回は、オンラインカジノで稼いだときにかかる「税金」について、詳しくご紹介していきましょう。

オンラインカジノで稼いだときの税金とは

オンラインカジノを副業にして稼いだときは、利益の額に応じて確定申告が必要になります。
サラリーマンが本業の場合は、利益が「50万円」を超えたら必要になると覚えておくと良いでしょう。
対象となるのは「一時所得」が一般的ですが、状況によっては「雑所得」として計上できるケースもあります。
雑所得で納められる場合は、税制面でもかなりお得にはなりますが、まずは基本的な「一時所得」での例をご紹介しておきましょう。
一時所得は年間50万円までの特別控除が受けられるため、50万円以下は非課税となります。
このため、概ね50万円を超過した部分について課税されるというわけですが、この利益の計算方法が特殊なのが注意点です。

●一時所得の計算方法は特殊

一時所得の勝利金の扱いは実に特殊で、計算の元になる金額はすべて「得た利益」のみで行います。
つまり、負け額は勝ち額を得たときの投資金を除いて、まったく関与しないのです。
どれだけ年間で負けていても、勝利金の身の累計額が規定を超えている場合は確定申告(納税義務)の必要性が発生します。

●雑所得で納付できるときはお得になる

事業として認められるような状況のときには「雑所得」として納付できるケースもあります。
この場合は、年間の損失額も経費として計上でき、一時所得のように勝利金のみの累計ではなくなります。
必ずとは言えませんが、多くの場合はサラリーマンの副業でも「雑所得」として認められていることも少なくありません。

●サラリーマンの副業ならさらにお得

サラリーマンに関しては「給与以外の20万円を超える所得」が対象になるため、特別控除と合わせて70万円までは申告不要と言われています。
この点についてや雑所得として納付できるかは、勝利金の計算方法での勘違いもあるため、お近くの専門家によくご相談ください。

オンラインカジノ副業の税金の計算方法は?

オンラインカジノ副業の一時所得による納税額の算出方法は、以下のような計算式によって求められます。

  • 計算式①:年度間の勝利金合算ー支出(投資)額ー特別控除50万円=「一時所得額」
  • 計算式②:「一時所得額」×1/2=「課税対象額(※)」

このときに注意すべきは、勝利金の合算は年間すべてになりますが、投資額は利益確定時のものだけに限られるということです。
たとえば、極端な例で「年間の利益が100万円でベット累計額は100万円だった」としましょう。
この場合に、利益がでたときのみの投資額の合計は20万円だったとすると「80万円の利益」となるわけです。
ここから特別控除の50万円が差し引かれ、30万円に対して割合が適用されます。
年間の収支がイーブンであっても、一時所得の場合はこのように「所得があった」こととなります。
これが「雑所得」の場合は、100万の支出(投資)で得たのが100万の利益であれば、収支はイーブンとして課税対象外です。
なお、年末調整を会社が行うサラリーマンの場合は「課税対象額(※)」が70万円以下の場合は申告不要です。
ただし、オンラインカジノ以外で事業収益がある場合は除きます。

オンラインカジノ副業で稼いだことを会社に知られないようにするには?

オンラインカジノをはじめとした副業で稼いでいることを、会社にバレたくないという人は少なくないでしょう。
会社に副業がバレる主な理由は「住民税」で、年末調整を行う際に給与以外の収益が発見されることにあります。
そこで、簡単な対処としては、会社で行う年末調整以外に「確定申告」を自分で行ってください。
確定申告書にある「住民税に関する事項」のなかで「自分でこ交付」という欄がありますので、そこにチェックを入れておきます。
これで住民税の通知は自宅に直接届くようになるため、会社の給与所得とは分離して管理できるようになるのです。
ただ、この行為自体はかなり知られていることもあり、慣れた経理の担当者は給与かr住民税を徴収しないことで察することにはなるかもしれません。
プライバシーの観点から踏み込んだ質問はしにくいと思われますが、この点については自分なりの回答を用意しておく必要があるでしょう。

オンラインカジノを副業にして稼ぐと「税金」を納める必要がある

オンラインカジノを副業にして稼いだときには、年間の金額により「一時所得」の納税義務があります。
対象となる金額は「勝利金のみの累計」となるため、年間の損失とペイして考えないようにしておきましょう。
また、サラリーマンは会社にバレないための段取りをする必要がありますが、まずは自分で確定申告をしっかりと行っておくことです。
雑所得で納められるケースについては、各税務署の担当者の判断によっても大きく見解が違います。
高額な賞金が狙えるオンラインカジノですので、稼いだときほど税金については素人判断をしてはいけません。
必ず専門家への相談なども含めて、納税時期になる前によく確認しておきましょう。